2011年4月23日(土) 午後4時00分 開場/午後5時00分 開演
【曲目】
ドビュッシー:前奏曲より | |
第2集 | 第1曲 「霧」 |
第1集 | 第8曲 「亜麻色の髪の乙女」 |
第3曲 | 「野を渡る風」 |
第5曲 | 「アナカプリの丘」 |
第2集 | 第3曲 「ヴィーノの門」 |
第1集 | 第7曲 「西風の見たもの」 |
第2集 第12曲「花火」 | |
ラフマニノフ:前奏曲より | |
作品32-5 ト長調 | |
作品32-10 ロ短調 | |
作品23-6 変ホ長調 | |
作品23-5 ト短調 | |
ショパン :ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 作品21 第2楽章(ピアノ独奏版) | |
24の前奏曲 作品28 | |
※曲目が変更される場合がございます。ご了承ください。
※就学前のお子様のコンサートへのご同伴・ご入場は、遠慮くださいませ。
●小山 実稚恵 Michie Koyama
小山実稚恵は、今年デビュー25周年を迎える、人気・実力ともに日本を代表するピアニスト。1982年チャイコフスキー国際コンクール第3位、1985年ショパン国際ピアノコンクール第4位と、二大国際コンクールに入賞した唯一人の日本人である。 東京藝術大学、同大学院修了。吉田見知子、田村宏両氏に師事。 2006年からはBunkamuraオーチャードホールにて春・秋年2回ずつ2017年までの壮大なプロジェクト"12年間・24回リサイタル・シリーズ"「小山実稚恵の世界」を開始。集大成とも言うべきこのシリーズは、全24回のプログラムをスタート時にすべて発表し、各方面から注目された。公演は全国7都市(東京、大阪、札幌、仙台、名古屋、福岡、北九州)において進行中である。 コンチェルトのレパートリーは60曲にも及び、これまで、ロイヤル・フィル、BBC響、モスクワ放響、ベルリン・フィル・ヴィルトゥオーゾをはじめ国内外のオーケストラ、世界的指揮者との共演を多数重ねている。多くの日本のオーケストラの海外ツアーにもソリストとして同行。また、意欲的なシリーズ企画に数多く取り組み、海外の音楽祭にもたびたび参加している。 本年は、デビュー25周年を記念して9月にサントリーホールでブラームスの2曲のピアノ協奏曲を演奏する『協奏曲の夕べ』を予定している。 レコーディングも活発に行い、ソニー・ミュージックジャパンインターナショナルと専属契約を結び、24枚のCDをリリース。最新盤はシンフォニア・ヴァルソヴィアとの共演による「ショパン:ピアノ協奏曲第1番&第2番」で、ナショナルエディション・コンサートヴァージョンでの録音は、質の極めて高い演奏とともに各方面で話題を呼んでいる。 また、2010年9月22日新譜『ラルゲット-ショパン・アルバム』の発売を予定している。 2005年度文化庁芸術祭音楽部門大賞、2005年第7回ホテルオークラ音楽賞を受賞。10月にワルシャワにて行われる「第16回ショパン国際ピアノコンクール」(ポーランド)に審査員として参加する。今後の活躍に益々目が離せない。
公演レポート 4/23 小山実稚恵 ピアノリサイタル
春の霧に囲まれ、雨音が聴こえたこの日、1年半ぶりに小山さんをお迎えしました。
「春の夢」と題して、小山さん自身も八ヶ岳の春をイメージしていただき、プログラミングをしていただいた スペシャルコンサートです。
曲目はなんと、ドビッシーの「霧」「野を渡る風」、ショパンの「雨だれ前奏曲」 など、この日の天候にぴったりの選曲でした。
お客様からも、「僕はまさに、音と目で曲を味わうことができました。」と感激のお言葉をいただきました。
また、前半は雨の音が少し強く、ホール内にもきこえましたが、
雨音にあわせて小山さんは強弱を微妙に変化。
そして間の取り方も雨にあわせたもので、
まさに自然と語り合う音楽の様子は、感銘の一言しかありませんでした。
また、季節を変えて、小山さんのピアノと八ヶ岳の自然の対話を聴けるコンサートをやらせていただきたいものです。
お問い合わせ:八ヶ岳高原ロッジ 電話:0267-98-2131