小椋 佳

アコースティック・ライブ

琵琶、箏、尺八の邦楽サウンドとともに
小椋 佳の歌と物語を満喫する極上の二夜。

2018年8月4日(土)・5日(日)
午後4時30分 開場/午後5時30分 開演

【共演】
坂田美子(琵琶)
稲葉美和(箏)
坂田梁山(尺八)

【プログラム】
シクラメンのかほり/俺たちの旅/夢芝居/愛しき日々/愛燦燦 ほか

※曲目が変更される場合がございます。ご了承ください。

その二日間が、〈音楽〉に導く。

1夜だけでも十分贅沢なコンサートを2夜連続で鑑賞する。1人のアーティストの中の2つの色彩を感じながら、その対話までもが聴こえてくるよう。そんな豊かな音楽体験を、この夏、八ヶ岳高原音楽堂からご提案いたします。あなたと音楽との距離は近づき、新たな物語を紡いでいきます。

● 小椋 佳 Kei Ogla

1944 年東京上野生まれ。1967 年東京大学卒業後、日本勧業銀行(現みずほ銀行)入行。同行に約四半世紀勤務、浜松支店長・本店財務サービス部長等を経て1993 年退職。1994 年東京大学法学部に再入学。この間、1971 年初LP アルバム「青春・砂漠の少年」発表。3 作目のアルバム「彷徨」は100 万枚のセールスを突破。以来、ソングライターとして「シクラメンのかほり」「俺たちの旅」「夢芝居」「愛しき日々」「愛燦燦」等、多数のアーティストへ作品を提供。日本レコード大賞を始め数々の賞を受賞。作詩作曲・歌手活動の他、執筆活動や舞台創造も重ねる。2013 年遺言エッセイ「生前葬コンサート」出版、最後のオリジナルアルバム『闌(Takenawa)』リリース。 1998 年以降、歌と語らいで綴る公演「歌談の会」、「歌紡ぎの会」を各地にて公演開催。2014 年NHKホールにて4 日間にわたる『生前葬コンサート』、2015 年全国を巡る約5 年振りのコンサートツアー「余生あるいは一周忌コンサート」、2016 年“年男”にちなみ「老猿(おいざる)の会」と称し各地にて公演開催。2017 年小椋佳の世界を創り上げる、まさに生前葬を終えた小椋佳を「偲ぶ会」さながらの「小椋佳トリビュート・コンサート2017~命はいつも生きようとしてる~」を開催。

オフィシャルサイト http://www.gfe.co.jp/ogla

● 坂田美子(琵琶)Yoshiko Sakata

1978年、琵琶と出会い半田淳子に師事。 10年間指導を受けた後、独自の演奏活動を開始。 語り物と器楽の両面を併せ持つ琵琶音楽の可能性に魅かれ、古典曲から現代曲まで幅広く活動中。 「坂田美子の琵琶一夜」と題したリサイタルをシリーズで行い、現代語を取り入れるなどの弾き語り曲の創作発表に精力的に取り組む。 第40回琵琶楽コンクール第一位、文部科学大臣賞受賞。 NHK邦楽技能者育成会卒業。NHK邦楽オーディション合格。 現在、桐朋学園短期大学非常勤講師。

● 稲葉美和(箏)Miwa Inaba

東京都出身。4歳より生田流箏曲を学ぶ。 生田流箏曲・地唄三絃を矢崎明子に、17絃箏を菊地悌子に師事。 JAZZ理論・作曲理論等を学び、あらゆる楽器とのコラポレーションも多数。 93年以降、ソロ・コンサート「あいすることvol.1」など独自のコンサート活動を開始。 邦楽器と歌を中心としたユニット「びかむ」のメンバーとしても活躍。 演奏だけでなく、 数多くの作曲を手掛け、テレビ番組の音楽制作に参加するなど、様々なジャンルで幅広く活動中。 H.24年度宮城道雄記念コンクール作曲部門第一位。

● 坂田梁山(尺八)Ryozan Sakata

香川県生まれ。 神戸大学在学中より岸原周山・川村泰山に師事。 NHK邦楽技能者育成会第30期を卒業し、第13回都山流本曲コンクール金賞・文部大臣賞受賞他、各種コンクールで受賞。 ミュージカル参加に加え、小椋佳、南こうせつ等のコンサートにも参加等、様々なミュージシャンと共演し、海外公演も数多く行う。 CD録音、テレビ(題名のない音楽会他)、ラジオ(邦楽ジョッキー他)には多数出演。 尺八を中心としたバンド「ニュートラル」を率いてCD制作をする等、古典から現代音楽に至るまで幅広く活動を行う。 都山流尺八大師範。桐朋学園芸術短期大学日本音楽尺八科非常勤講師。

主催:八ヶ岳高原ロッジ TEL:0267-98-2131