辻井伸行・三浦文彰&フレンズ

八ヶ岳室内楽フェスティバル

クラシック新時代のスターが一堂に。
彩に華やぐ八ヶ岳の秋の祭典。

2019年10月14日(月・祝)
午後3時00分 開場/午後4時00分 開演

【ランチタイム&ロビーコンサート】
ランチタイムコンサート(八ヶ岳高原音楽堂):正午~午後12時45分
ロビーコンサート(八ヶ岳高原ロッジ):午後2時00分~午後2時30分

●辻井伸行 (ピアノ)Nobuyuki Tsujii

2009年6月に米国テキサス州フォートワースで行われた第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールで日本人として初優勝して以来、国際的に活躍している。11年はカーネギーホールの招聘でリサイタル、12年はアシュケナージの指揮でロンドン・デビュー、ゲルギエフの指揮でサンクトペテルブルクにデビュー。13年にはイギリス最大の音楽祭「BBCプロムス」に出演し「歴史的成功」と称賛された。14年にはゲルギエフ指揮でミラノ・デビュー。同年ルーヴル美術館でのリサイタルは世界へインターネット中継された。15年には佐渡裕指揮でウィーン・デビュー、ゲルギエフ指揮ミュンヘン・フィルとドイツ及び日本で共演。16年はM.ザンデルリンク指揮ドレスデン・フィルとのドイツ・ツアー、ロンドンでのリサイタル・デビュー、アシュケナージ指揮でのシドニー・デビュー。17年はアシュケナージ指揮でベルリン・ドイツ響にデビュー、ユロフスキ指揮ロンドン・フィルと日本ツアー、パリのシャンゼリゼ劇場でのリサイタルが絶賛され、18年はゲルギエフやアシュケナージとの共演など世界的アーティストとの共演を数多く行った。19年はロンドンのインターナショナル・ピアノ・シリーズやカーネギーホール主催のピアノ・リサイタル・シリーズへ出演し驚異的な成功を収め、今後も、ゲルギエフ、ケント・ナガノなどの一流指揮者との共演や国内外でのツアーが多数予定されている。
07年よりエイベックス・クラシックスより継続的にCDを発表し、2度の日本ゴールドディスク大賞を受賞。作曲家としても注目され、映画《神様のカルテ》で第21回日本映画批評家大賞を受賞。
09年、文化庁長官表彰(国際芸術部門)。10年、第11回ホテルオークラ音楽賞及び第1回岩谷時子賞受賞。13年、第39回日本ショパン協会賞受賞。

オフィシャル・サイト http://www.nobupiano1988.com/

●三浦文彰(ヴァイオリン)Fumiaki Miura

2009年世界最難関とも言われるハノーファー国際コンクールにおいて、史上最年少の16歳で優勝。国際的に一躍脚光を浴びた。

ロサンゼルス・フィル、ロイヤル・フィル、ロイヤル・リヴァプール・フィル、マリインスキー劇場管、チャイコフスキーシンフォニーオーケストラ、NDRエルプ・フィル、ハノーファーNDRフィル、シュトゥットガルト放送響などと共演。共演した指揮者には、ドゥダメル、ゲルギエフ、フェドセーエフ、ズーカーマン、クリスティアン・ヤルヴィ、ワシリー・ペトレンコ、フルシャ、ドゥネーブ、カンブルラン、インキネン、大野和士などが挙げられる。リサイタルでも、ルーブルでのパリ・デビュー、ウィグモアホールでのロンドン・デビューが絶賛を博した。

NHK大河ドラマ「真田丸」テーマ音楽を演奏したことやTBS「情熱大陸」への出演も大きな話題となった。

18年10月からスタートしたサントリーホールARKクラシックスではアーティスティック・リーダーに就任して、音楽祭を主宰する念願を果たした。

19年以降のハイライトとして、ズーカーマン指揮バルセロナ響、ティチアーティ指揮ベルリン・ドイツ響、ロウヴァリ指揮エーテボリ響、エストラーダ指揮フランクフルト放送響、ポーガ指揮ケルン放送響、ダウスゴー指揮BBCスコティッシュ響、リットン指揮都響、カンブルラン指揮読売日響、ウィーン室内管などとの共演が予定されている。また、ピリスとのデュオ・リサイタル、ズーカーマンとの室内楽、バシュメットとの室内楽、スペインや日本でのリサイタルツアーも予定されるなど、国際的活動の場を広げている。

CDはエイベックス・クラシックスよりリリース。09年度第20回出光音楽賞受賞。

使用しているヴァイオリンは、宗次コレクションより貸与されたストラディヴァリウス 1704年製作 "Viotti"。

●荒井里桜(ヴァイオリン)Rio Arai

1999年東京都出身。東京藝術大学附属音楽高等学校を経て現在、東京藝術大学3年在学中、及び平成29年度東京藝術大学宗次徳二特待奨学生。

第68回全日本学生音楽コンクール東京大会高校の部第1位。台湾2都市にて台湾日本国際交流演奏会に出演。ザルツブルグ=モーツァルト国際室内楽コンクール第1第15回東京音楽コンクール弦楽部門第1位及び聴衆賞。第87回日本音楽コンクールバイオリン部門第1位、併せてレウカディア賞・鷲見賞・黒柳賞を受賞。第7回仙台国際音楽コンクールバイオリン部門第6位。東京藝術大学内にて、福島賞を受賞。第11回ミュージック・アカデミーinみやざき2018にて優秀賞受賞。ミュージック・アカデミーinいしかわ2018にてIMA音楽賞を受賞。第12回ミュージック・アカデミーinみやざき2019にて優秀賞・音楽監督賞を受賞。

東京フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、セントラル愛知交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団と共演。

NHK FM「リサイタルノヴァ」出演。第386回ホテルオークラロビーコンサートに出演。また、The Okura Tokyoの新館オープン記念として第1回目のスペシャルコンサートに出演。

これまでにジェラール・プーレ、永峰高志、澤和樹、山崎貴子の各氏に師事。現在、堀正文、玉井菜採の両氏に師事。

使用楽器は、財団法人ITOHより貸与されているJ.B.Guadagnini1779年製。

●横溝耕一(ヴィオラ)Koichi Yokomizo

1999年東京都出身。
東京藝術大学附属音楽高等学校を経て現在、東京藝術大学3年在学中、及び平成29年度東京藝術大学宗次徳二特待奨学生。
第68回全日本学生音楽コンクール東京大会高校の部第1位。台湾2都市にて台湾日本国際交流演奏会に出演。ザルツブルグ=モーツァルト国際室内楽コンクールユース部門第1位。第15回東京音楽コンクール弦楽部門第1位及び聴衆賞。第87回日本音楽コンクールバイオリン部門第1位、併せてレウカディア賞・鷲見賞・黒柳賞を受賞。東京藝術大学内にて、福島賞を受賞。第11回ミュージック・アカデミーinみやざき2018にて優秀賞受賞。ミュージック・アカデミーinいしかわ2018にてIMA音楽賞を受賞。第12回ミュージック・アカデミーinみやざき2019にて優秀賞・音楽監督賞を受賞。
東京フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、セントラル愛知交響楽団と共演。
NHK FM「リサイタルノヴァ」出演。第75回飯野ビルディングランチタイムコンサートに出演。第386回ホテルオークラロビーコンサートに出演。
これまでにジェラール・プーレ、永峰高志、澤和樹、山崎貴子の各氏に師事。現在、堀正文、玉井菜採の両氏に師事。
使用楽器は、財団法人ITOHより貸与されているJ.B.Guadagnini1779年製

●ヨナタン・ローゼマン(チェロ)Jonathan Roozeman

1997年生まれ。2013年パウロおよびガスパール・カサド両国際チェロ・コンクール特別賞受賞。15年チャイコフスキー国際コンクール第6位入賞。これまでにマリインスキー歌劇場管、サンクトペテルブルク・フィル、モスクワ・ヴィルトゥオージ、フィンランド放送響と、指揮者ではワレリー・ゲルギエフ、サカリ・オラモ、ユッカ=ペッカ・サラステ、オッコ・カムらと共演。14年にはオリ・ムストネンのチェロ・ソナタを作曲家自身のピアノで初演、17年にはヘルシンキ、ストックホルム、ニューヨークでエサ=ペッカ・サロネンの“Mania”を演奏した。

●加藤雄太(コントラバス)Yuta Kato

桐朋学園大学卒業、同大学研究科修了。タングルウッド音楽祭、小澤征爾音楽塾、サイトウ・キネン・フェスティバル松本等に参加。東京・春・音楽祭、霧島国際音楽祭、別府アルゲリッチ音楽祭、ラ・フォル・ジュルネ、ラヴェンナ音楽祭、鎌倉芸術館ゾリステン、紀尾井シンフォニエッタ東京等、多数出演。東京フィルハーモニー交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ、千葉交響楽団等に首席奏者として客演している。これまでにコントラバスを都筑道子、西田直文、河原泰則の各氏に師事。

●三浦舞夏(ピアノ)Maika Miura

3歳よりピアノを始め、徳永まさみ氏に師事。
第66回全日本学生音楽コンクール高校の部東京大会奨励賞。第15回ショパン国際コンクール in ASIA 高校生部門アジア大会金賞。第3回、第7回、第9回ミュージック・アカデミー in みやざき優秀賞受賞。学内成績優秀者によるスチューデントコンサート及び室内楽演奏会、高校卒業演奏会、大学ピアノ専攻卒業演奏会等に出演。銀座山野楽器音大フェスティバル、宮崎国際音楽祭、ヤマハ銀座サロンジョイントコンサート、三鷹市芸術文化センター若い芽のコンサート、調布の風コンサート、日本工業倶楽部ファミリーコンサート等、多数のソロリサイタルや室内楽コンサートに出演。これまでに伊藤恵、江口玲、児玉桃、横山幸雄、パスカル・ドゥヴァイヨン、オリヴィエ・ギャルドン、ジャン=クロード・ペヌティエ、マリア・ジョアン・ピリス各氏のマスタークラスやレッスンを受講。室内楽を徳永二男、練木繁夫、三上桂子、三輪郁、毛利伯郎、山崎伸子、エマニュエル・ジラールの各氏に師事。 桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)を経て、2019年桐朋学園大学音楽学部卒業。現在、三上桂子、練木繁夫、本村久子の各氏に師事。

●城戸かれん(ヴァイオリン)Karen Kido

1994年、東京生まれ。
4歳よりヴァイオリンをはじめ、全日本学生音楽コンクール、ミケランジェロ・アバド国際ヴァイオリンコンクール(ミラノ)第1位、ジョルジュ・エネスコ国際コンクール(ブカレスト)にて特別賞を受賞。2010年、第14回松方ホール音楽賞、第79回日本音楽コンクール第2位を受賞。2016年、デンマークにて開催されたカール・ニールセン国際ヴァイオリンコンクールにおいて第4位に入賞する。宮崎国際音楽祭、東京・春・音楽祭、Chanel Pygmalion Daysなどに出演するほか、日本フィル、バーデン=バーデン・フィル、都響、芸大フィル、東京シティ・フィル、宮崎国際音楽祭管弦楽団等と共演。これまでに三戸泰雄、原田幸一郎、漆原朝子、堀正文、ドン=スク・カンの各氏に師事。徳永二男、川崎雅夫、R.パスキエの各氏の教えを受ける。2017年、東京藝術大学を首席で卒業、学内にて福島賞、安宅賞、アカンサス音楽賞、三菱地所賞を受賞。現在、同大学院音楽研究科修士課程に在学中。ローム・ミュージック・ファンデーション奨学生。

●矢部優典(チェロ)Yusuke Yabe

8歳よりチェロを始め毛利伯郎氏に師事。第86回日本音楽コンクールチェロ部門第2位及びE.ナカミチ賞受賞。第69回全日本学生音楽コンクール高校の部第1位及び日本放送協会賞受賞。第9回ミュージック・アカデミーinみやざき優秀賞。2016石川ミュージックアカデミー音楽賞。宮崎国際音楽祭にて「新星たちのコンサート」と「マイスキーと驚異のチェロ ・アンサンブル」に出演。2016、17、18年度・桐朋学園大学音楽学部チェロアンサンブル・サイトウ奨学生。小澤国際室内楽アカデミー奥志賀、ヤンチャン・チョー,ミクローシュ・ペレーニ氏、タマーシュ・ヴァルガ氏(ウィーン・フィル首席チェロ奏者)等のマスタークラスを受講。現在桐朋学園大学ソリストディプロマコース3年在籍中。

主催:八ヶ岳高原ロッジ TEL:0267-98-2131