● 津軽三味線 小山会
津軽三味線小山会は、 津軽三味線全国普及のパイオニア 初代 小山 貢(現貢翁)が1963年に結成したものです。
かつて津軽三味線が津軽地方の伝承芸能に過ぎなかった頃、初代小山貢(現・貢翁)が1957年、津軽三味線奏者としては初めて単身上京し津軽三味線の普及を始め、東京発全国へと普及発展させました。
1987年、「小山満」が「小山貢」を襲名、新家元になり新たなるジャンルに挑戦、内容も一層充実し、昨今では一門による300人を超す大合奏をしばしば開催しています。
津軽三味線の方向を変えたと言われる合奏では他の追従を許さず、郷土民謡協会全国大会で連続ニ十数回優勝。1988年弘前で開催された第1回津軽三味線フェスティバルに40名がゲスト出演、絶賛を博しました。
1999年津軽三味線フェスティバルin東京ドームでは100人が出演・家元 小山貢がソロ演奏を披露。
NHK・民放各局のTV、ラジオ舞台・コマーシャル・学校教育・海外文化交流等に数多く出演し、各社よりレコード・CDも多数発売されています。
現在その一門は全国に多数を有し、伝統と実績・組織を誇る日本一の芸術集団となりました。
全国各地及び海外で多数の会員が活躍、後進の指導・育成を精力的に行っています。
オフィシャルサイト http://www.oyamakai.com
● 三代目・小山 豊(津軽三味線)Yutaka Oyama
東京都出身。父は津軽三味線小山流家元小山貢。
幼少より、(祖父)宗家 小山貢翁から三味線の指導を受ける。中学・高校と吹奏楽で音楽の基礎を学んだ。
新春かくし芸大会やレコード大賞、NHK民謡番組に多数出演。 歌謡曲、CM、ゲームソフトなどのレコーディングの他、ミュージカルや舞台の音楽指導など、様々なジャンルで活動している。 昨今では、ももいろクローバーZ 桃神祭での演奏・アレンジのほか、嵐の2015年5大ドームツアー、2016年アリーナツアーにおいては和楽器隊リーダーを務め、楽曲レコーディングにも参加するなど活動の幅を広げている。また、国際交流基金派遣事業にてアフリカ・ヨーロッパ・アジア諸国など様々な国々を訪れ、海外での日本文化の伝承にも貢献している。
日本の伝統としての古典津軽三味線をしっかりと確立、伝承しながら、三味線、尺八、タブラという世界的にも類を見ない編成のトリオ「YO」や、邦楽器と洋楽器の編成によるバンド「Soothe」、他にも多種多様な楽器や音楽家とのコラボレーションから、津軽三味線の新しい魅力、可能性と発展への活動も精力的に行っている。
オフィシャルサイト http://oyamayutaka.com/