自然との一体感を感じる

南側に大きく開いた、平屋の小屋です。

背後の庭、そして森へと連続して自然が抜けるよう、屋根はアプローチ側と南側の二方向に勾配を設けています。これにより、エッジがありつつも周囲の自然に溶け込むようなプロポーションとなっています。

居室の配置は、どこからでも景色が眺められることを意識しました。メインの部屋となるLDKはやわらかく明るい光がたっぷり入る南東向きの開放的な空間とし、キッチンカウンターを長くとって、調理にも簡単な食事にも、また飾るスペースとしても機能するようにしています。北西の対角にはデスクから二面のビューが楽しめる書斎コーナーを設けました。一方、水回りと寝室はコンパクトにまとめて、コントラストをつけています。

さらに南側と東側いっぱいにL型にまきつくようにバルコニーをまわし、各居室からアクセスできるようにしています。回遊性が生まれると共に、周囲の自然との一体感を強く感じることができます。

内装は、カラマツや土壁など土地にゆかりのある材料で仕上げます。室内にいながら自然の中にいるような、リラックスできる空間を目指しました。

配置の例(小丸地区K-300-2を想定)
外観イメージ図
俯瞰イメージ図
室内イメージ図
室内イメージ図
南側立面図
西側立面図

平面図

拡張プラン例