OWNER’S INTERVIEW

冬がいい。でもそれは、ここがいいという事なのかもしれません。

別荘オーナーのお話を伺っていると、なぜか足繁く自然郷へ通ってらっしゃるオーナーは皆、口を揃えて「冬が良い」とおっしゃいます。
東京で暮らしていると、どうしても「冬=寒い、厳しい」というイメージが先に立ちます。そこで前回の取材で「冬が好きで、冬でもウチほど来ている人はいないんじゃないかな」とおっしゃっていたU様に、改めて自然郷の冬の魅力を語っていただくことになりました。ところが……

窓辺のすぐ前にある餌場には、日が昇ってくると野鳥やリスが入れ替わり立ちかわりやって来ます。
「ここへ来ると何もしません」とおっしゃいながら、気がつくとご主人と一緒にキッチンに立つ奥さま。取材の後、私たちのためにとびきりのランチをご馳走してくださいました。

お久しぶりです。今も毎週のようにこちらへ?

ご主人

それが色々あって、しばらく来れなかったんです。

奥さま

昨年の10月から2ヶ月くらいかしら?おかげで紅葉が1番キレイな時期に来れなかったんです。そうなると、なんだか落ち着かなくなってきて。そんな時、主人が「とにかくここへ行ってみよう。何もしなくていいし、何も考えなくていいんだから」と、ここへ連れてきてくれました。

ご主人

冬はむしろ以前より来ている感じですね、ゴロゴロしているけど。

奥さま

何をしているわけでもないんです。ただベランダに来る鳥を眺めたり……。ここへ来ると食事の支度も全部、主人がやってくれますから(笑)。

前回、冬が1番好きとおっしゃられていたので、冬の別荘ライフを伺おうかと思っていたのですが。

奥さま

暖かい時期は山を歩いたりしていましたけど、私はもともと別荘でゆっくりしているのが多いですね。
でも、カメラ好きの主人が野生動物や星を撮ったりするので、見よう見まねで私も写真を撮るようになりました。今日もドームへ続く渡り廊下の日陰の所で、降った雪がそのままの形で氷になっているのを見つけてスマホで撮影したんです。ほら、宝石みたいじゃありません?きれいですよね。

よく見ると、雪の結晶がそのまま氷となって輝いているのが分かりますか?
山歩きをしなくても、別荘にいるだけで都会では出会えない美しさと出会えます。きっと、その喜びが心にも体にも良いんでしょうね。
ご主人

自然は面白いです、1年1年違いますからね。今年のように雪の少ない冬もあれば1m以上積もる冬もある。同じ冬がないということがまたいいですね。
どの季節もいいんですが、冬はことさら静かですから。川の音しか聞こえませんし……

奥さま

風とね。

ご主人

やっぱり寒さが好きなんですよ、おそらく。だから冬が好きなんですね、冷たい空気が好き。本当に体が引き締まるような冷たい空気が好きです。

奥さま

あと、焚き火。ベランダの焚き火台に拾ってきた木の枝や薪を焼べて、椅子に座って暖まりながらずっと景色を眺めていたり……。目の前のあの山並みが本当にキレイなんですよ。

ご主人

キレイですね、霧氷が出るとすごく。冬は夏よりもオフ感が強いんでしょうね。何もやらないことが贅沢な感じです。

ベランダの向こうは国有林、その先に広がる山並みの向こうには、富士山が見えるU様邸の絶景ポイント。確かに1日中ここにいても飽きることはありません。

前回、建築前だった天体ドームも完成しましたね。

ご主人

はい、天体写真がここ2、3年のマイブームです。月齢と天気次第ですが、水曜が休診なので火曜日の仕事を終えて食事をしてから一人で家を出て、夜10時頃到着したらすぐドームを開放します。
まず、ドーム内の温度を調整して撮影まで大体1時間位、後処理などで一つの目的を撮るのに2時間ほどかかりますので、空が明るくなるまで、一晩で大体3天体くらい撮影します。

私たちのために、まるで少年のようにドーム内の機材や星の説明をしてくださいながら望遠鏡をセッティングしてくださるU様。「さあ」と覗いたレンズの先には無数の星が。一体この光はどれだけの旅をしてここへ来たのでしょう?

毎週ですか?

ご主人

そうですね、晴れていれば。ただ、晴れていると思って来たら雨や雪だったということもありますけど。

奥さま

必ず到着したら「着いたよ」ってLINEが来るんですけど、私の返事は必ず「お天気は?」って聞くんです。自宅の方は晴れていてもこっちの天気が良くないと一緒にがっかりしちゃいますね(笑)。

ご主人

小学校の時から小さな望遠鏡は持っていて、天文観測は昔から好きだったんですが、高校、大学と忙しくなってからは遠ざかっていました。

奥さま

ここへ来て、あまりにも星がきれいに見えるので、また気持ちが再燃したんでしょうね。

ご主人

そうですね。空を見上げるとあまりにも星がきれいに見えるので。

このドームでは何を追いかけているんですか?

ご主人

ほとんどは星雲、いわゆる系外星雲といって銀河系よりもっと遠い所にある天体が多いです。有名なアンドロメダ星雲とかM31星雲とか、遠くにあればあるほど好きです。1番近いアンドロメダ星雲で220万光年。つまり220万年前の光を写真に撮る。遠い所では5,000万光年とか何億光年とかもあるわけで、我々の全く手が届かない昔からある光、そういう物に惹かれるんです。

別荘から渡り廊下でつながった天体ドーム。ここが天文少年U様の休日の基地です。
奥様に見送られ、カメラを持って散策に出かけるU様。今日はどんな自然と出会えるのでしょう?

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